短期研修レポート カルガリー大学 |
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僕にとって、このプログラムが海外での初めての生活となりました。そのため、研修中の1か月間は、僕にとって全てが新鮮で、全てが興味深いものでした。カルガリーに着くまでは、海外で1か月ホームステイするという実感がありませんでしたが、カルガリーの空港に着き、道路が左側通行であることや、見たことのない植物があちらこちらに植えてあるのを見て、初めて、海外に来たんだなという実感が湧きました。
そして、僕のカルガリー研修を支え、成功に導いてくれたのは、やはり、僕がホームステイしたPATと、同い年のDEVONだと思います。2人とも、とても親切で優しく、バンフ国立公園、ショッピングモール、ファーマーズマーケット、ピクニック、ダウンタウン、チャイナタウン、ヘリテッジパークなど、いろいろな所へ連れて行ってくれました。初めは、今まで暮らしたことのない異国の地でホームステイすることに対して不安がありましたが、PATとDEVONのおかげで、とても楽しく1か月を過ごすことができました。2人には本当に感謝しています。
そして、他の留学プログラムにはなかなかない、このプログラムの最大の特徴は、カナダの学校を実際に訪問し、教育方法、授業風景などを見ることができるということです。僕はこの学校訪問から、カナダの教育の特徴とも言えるteam-teachingやmulti-agedという教育方法を、実際に自分の目で見て、耳で聞いて、学ぶ事が出来、さらに、日本の今の教育の良いところと改善すべきところを発見することもできました。
このカルガリー大学の短期研修は、語学留学としてだけではなく、人と人とのコミュニケーションを通して人の温かさ、優しさ、そして、学校訪問を通して、カナダの幼稚園から、小学校、中学校、高校に至るまでの教育方法と教師のあり方など、たくさんのものを学ぶことができました。この学んだ事は、一生僕の中で腐敗することのない宝物として輝き続けると思います。支えてくださったみなさまに心からお礼申し上げます。