昼過ぎに林道入口近くの公園で高橋教授と落ち合い、更に奥深く林道を進みました。目立ったのはエゾニュウ(セリ科)とウド(ウコギ科)の高茎草本コンビです。いずれも2m以上の草丈になります。その下で、オトギリソウ(オトギリソウ科)もひっそりと咲いていました。その和名の由来を佐藤教授が怖そうに学生に語っていましたが、何となくジョークに聞こえるのは、彼のキャラクターのなせる技でしょうか。
峠近くの岩場は今が花盛りでした。過ぎゆく夏を惜しむように、また間近に迫った秋を待つように、マルバキンレイカ(オミナエシ科)、カワミドリ(シソ科)、アキカラマツ(キンポウゲ科)そしてイワアカバナ(アカバナ科)が岩場を飾っていました。
野外実習も佳境に入りました。 (長谷 昭)
高橋教授(左)と合流しました。 | 巨大なエゾニュウとウド | エゾニュウの花序 |
ウドの花序 | オトギリソウ。 葉をかざすと血しぶきが!? |
マルバキンレイカ |
カワミドリ | アキカラマツの花 | イワアカバナ |