- 季節のトピックス -
ニシキギが燃えトリカブトが咲いています−函館キャンパスの秋
(2003年10月12日)

 理科棟3階から望む横津岳の紅葉が、麓まで降りて来ようとしています。函館市内のど真ん中に位置する函館校構内も、ますます秋が深まり紅葉も進んで来ました。また、雪虫も飛び始め、冬のかすかな気配も感じられるようになりました。
 さて、理科棟から厚生会館に行く通路の脇にあるニシキギ(ニシキギ科)が、漢字の「錦木」のごとく、燃えるような鮮やかさで紅葉しています。これから他の木々も紅・黄葉が進み、最後の華やかな季節を迎えるでしょう。農場横の林の中に一株だけあるエゾトリカブトも、キンポウゲ科の締めを飾るように、その名前通りの独特の花を咲かせています。自生とは思えませんので、一体誰が(何の目的で)植えたのでしょうか?
 厚生会館前では、恒例のツツジ科の「狂い咲き」が始まりました。今年はヤマツツジが賑やかですが、エゾムラサキツツジは今のところは一輪のみです。冷夏の影響がここにも出ているのでしょうか。やがて「狂い咲き」も終わり、来年の春・初夏の満開を持して、静かな冬ごもりに入るでしょう。  (長谷 昭)


ニシキギの見事な紅葉。 ニシキギの葉です。 エゾトリカブト
エゾトリカブトの花。 ヤマツツジ 一輪咲いたエゾムラサキツツジの花。


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