2月も下旬となり，2009年度もあと1ヶ月余りとなりました。まだ年度末の慌ただしさが続いています。まったくゆとりのない，超多忙の一年間でした。そのために，「季節のトピックス」は昨年のゴイサギとカルガモの話題を最後に，一年近くも更新しないままに新年度を迎えてしまいそうでした。二年続けて来たゴイサギは，カラスの威嚇に怖じ気づいたか，今年は現れないままに春を迎えるかと諦めていました。
　ところがなんと，一羽のみですが律儀に現れました。市内及び近郊での複数の目撃情報がありますので，市内のどこかで越冬していたものと思われます。カラスのスキを突いて，一年ぶりに訪問してきたのでしょう。朝から昼頃まで，いつもの場所でゆっくりと日向ぼっこでしたが，カラスの威嚇が激しくなり，昼過ぎには引っ込んでしまいました。夜には新たなねぐらに戻るのでしょうか？
　今年の冬は例年にない大雪で，学内にはまだ沢山雪があり，また，遠くの横津岳も寒々としています。春はまだまだ遠いという感じですが，校舎内では10年以上前の学生が植えたローズマリーが花盛りとなり，君子蘭も蕾を持ち上げつつあります。春は，確実に近づいています。（長谷　昭）

窓ガラス越しに撮影です	窓を開けて撮影です	階段からの撮影
まだ冬景色です 遠くの横津岳も寒々としています	ローズマリーの花 10年ものの木です	君子蘭の蕾 一斉に蕾を付けています