例年になく蒸し暑い日が続いています。あまりの暑さに，勉強も研究もうっとうしくなりますが，前期の授業は8月9日まで続きました。その中，環境科学専攻1年生の植物サークルによる花壇造りが続きました。いつもならば，自生する植物を中心に紹介するところですが，今回は，「真夏のトピックス」として，この花壇造りを紹介しましょう。
　場所は大学の前庭です。いつも草ボウボウですので，長方形と円形の花壇があることすら知らない学生がほとんどです。今回は，尚学会の予算での補助を受けながらの取り組みでした。
　花の選定や植栽デザインなどはすべて学生に任せました。様々な色の10種類あまりの花々を寄せ植え風にアレンジし，彼ら彼女らなりに仕上げました。長方形の花壇は見事に埋まりましたが，円形花壇の方は予想以上に広く，パッチ状の寄せ植えになってしまいました。しかし，殺風景だった真夏の前庭が，一転して華やいでいます。最後に，植えた花の一部を紹介しましょう。
　秋には，第二弾として来年の春に向けての球根植えの予定です。今回の経験を更に生かすためにも，学生諸君の引き続いての頑張りを期待したいものです。（長谷　昭）

植栽風景1（7月26日撮影） ペチュニアがまぶしいです	植栽風景2 副学長と総括主査が激励です	植栽風景3 副学長も手伝い
植栽風景4 円形花壇にもチャレンジ	完成！（8月13日撮影）	別角度からの撮影 サルビア中心の寄せ植えです
円形花壇も一応完成 スカスカです	円形花壇の寄せ植えの拡大です 花不足の中，工夫しています	ニチニチソウ（キョウチクトウ科） 花色が多様で最も沢山植えました
七変化（ランタナ，クマツヅラ科） 小さい花ながら人気です	トレニア（アゼトウガラシ科） 最近科名が変わりました	ジニア（左）とメランポジウム （いずれもキク科）