今日は3月最後の日曜日です。午前中は天気に恵まれ，気温も上がりましたので，久方ぶりにゴイサギ一家がそろい踏みです。雪が多く寒さも厳しい冬でしたが，無事に春を迎えました。しかし，繁殖期に入ったカラスの威嚇行動が激しくて，いささか居心地悪げな様子です。ほどなく，より安全な郊外に引っ越しでしょうか？　カラスに負けずに残って欲しいものです。
　さて，1000年に一度と言われる大災害と，それに誘発された原発の大事故に見舞われた東日本ですが，間違いなく春は来ています。厳しい冬を乗り越えて，いち早く咲いたキャンパスの花々をゴイサギ一家とともに紹介し，例年になく不安に満ちた重い気持ちで巣立って行った，卒業生諸君への「はなむけ」としましょう。みんな元気で逞しく頑張って下さい。「雑草魂」です！（長谷　昭）

越冬したゴイサギ一家 矢印のところにもいます	ゴイサギの両親 カラスを警戒しています	幼鳥1 やや小さく羽も変化がありません
幼鳥2 少し大きく羽が換わりつつあります	池の水面近くの枝に移動！ 好奇心旺盛です	コハコベ（ナデシコ科） お馴染み春の七草の１つです
オオイヌノフグリ（オオバコ科） 旧分類体系ではゴマノハグサ科です	セイヨウタンポポ（キク科） 本当に強い植物です	ヒメオドリコソウ（シソ科） 年々増えています
ニオイスミレ（スミレ科） 今年始めて確認しました	ニオイスミレ（アルビノ，スミレ科） 構内ではこれが大部分です	屋上のペントハウス内 君子蘭が咲き始めました